本業は肉卸業と飲食店を営んできたH社が今回の売却のご相談。海外での展開を行うために、国内の店舗を手放したい、というのが、今回の売却動機。
まだ営業中店舗だったことから、慎重に出店希望客へのご案内を行いました。
ニーズに見合うお客様にのみピンポイントで告知をしたところ、7社から問い合わせ。最終的に2社による競り合いがなされた結果、当初300万円からスタートした売却価格は、H社の希望額である1000万円を超え、1100万円での落札に到りました。落札したのは都内で4店舗の韓国料理店を営むI社。
出店予定で準備をしていた物件契約が頓挫し、困ったときにちょうど今回の物件の案内を受け、即決しました。
B氏は半年間経営。しかし諸事情により、閉店を余儀なくされていました。
引き継ぎ先を探すも、店舗面積の半分を占める鉄道模型があり、なかなか引き継いでいただける方が現れません・・・
そんな折、弊社と出会い現在の店舗をそのままの状態で売却することに成功。
模型も引き継がれ、レンタルガレージ(お客さんが、持参の電車を走らせることが出来る場所)として、情熱を込めた店をそのまま残す事が出来ました。
一方の新規出店者C氏は、実家の農家の有機栽培食材を利用したカレー店を出店しようとしていましたが、『初期投資500万円以内』、『学生を集客できる立地』という条件が見合わないのか、希望物件はなかなか見つかりませんでした。しかし今回、希望の物件を安価に手に入れることができたのです。
美容室を4店舗営むE氏。このダイニングバーも営んでいたものの、本業の美容室が忙しく、こちらの経営に目が行き届かなくなってしまいました。しかしこだわって造ってきた店舗内装。現状復帰をするのはあまりに勿体無いと考えていました。
一方のF社は飲食店経営を目的とした企業。設立間もないものの、オーナーは飲食チェーンで経験は豊富で運営には自信がありました。初の店舗を構えようとしたところ、「資金難」「競合」等の理由により、4ヶ月間物件が見つからずにいました。
そこで、弊社では店舗運営契約での出店で、開業資金が非常に低く抑えられる仕組みを紹介しました。E氏からF社に店舗の運営を委託し、『店舗をレンタルする』というこのスキームはE氏・F社のニーズにぴったり。特にF社は2店舗目出店の資金的余力を残しながら初の店舗出店を実現できました。